共走 業務管理システム
操作マニュアル

工程管理表・日繰り表・財務ダッシュボード

Version 2.0 / 2026年4月 / 株式会社共走

📋 目次

  1. 第1章:はじめに(システム概要・アクセス方法)
  2. 第2章:工程管理表
    1. 画面の構成
    2. 新規案件の作成
    3. 案件データの読み込み
    4. 顧客情報の入力・編集
    5. フェーズごとのチェックシート
    6. ガントチャート(ALLタブ)
    7. 請求書の発行・管理
    8. データの保存
    9. その他の機能
  3. 第3章:日繰り表
    1. 画面の構成
    2. 実残高の入力
    3. 三洋 債務・返済サマリー
    4. KPIカード
    5. 日別残高グラフ
    6. 入出金テーブル
    7. 行の追加
    8. 請求書OCR取込
    9. メール取込
  4. 第4章:財務ダッシュボード
  5. 第5章:よくある質問(FAQ)

第1章:はじめに

システムの概要

共走 業務管理システムは、ビニールハウスの設計・施工・修理に関する業務を一元管理するためのWebアプリケーションです。以下の4つのツールで構成されています。

ツール名用途
📋 工程管理表案件ごとの進捗管理・チェックシート・請求書発行
📊 全体工程表全案件の一覧・ステータス確認・案件検索
💰 日繰り表月別の入出金管理・資金繰り計画
📈 財務ダッシュボード売上・入金・未入金の可視化

アクセス方法

ブラウザ(Chrome推奨)で以下のURLにアクセスしてください。

1 ブラウザのアドレスバーに kyosou-dashboard.pages.dev と入力
2 社内ポータル(トップページ)が表示されます

ログインは不要です。サイトを開けばすぐに使えます。

社内ポータル画面

トップページには各ツールへのリンクがカード形式で表示されます。使いたいツールのカードをタップ(クリック)してください。

社内ポータル
💡 スマートフォンやiPadからもアクセスできます。画面サイズに応じて自動的にレイアウトが調整されます。

第2章:工程管理表

工程管理表は、案件ごとの進捗を6つのフェーズ(商談→成約→発注→着工前→着工→完工→引き渡し)で管理するツールです。

2-1. 画面の構成

工程管理表を開くと、以下のような画面が表示されます。大きく分けて「ヘッダー」「顧客情報」「フェーズタブ」「チェックシート」の4つのエリアがあります。

工程管理表 全体

① ヘッダーバー(上部の青いバー)

画面上部のネイビーのバーには、主要な操作ボタンが並んでいます。

ヘッダーバー
ボタン機能
+新規案件新しい案件を作成します
全体工程表全案件の一覧画面に遷移します
写真カメラで写真を撮影して案件に添付します
音声メモ音声でメモを録音できます
✅ 接続済みGoogle Driveとの接続状態を表示します(緑=接続OK)
Drive読込Driveに保存された案件データを読み込みます
Drive保存現在の案件データをDriveに保存します
顧客情報顧客マスタから顧客情報を取得します
🔒 ロック中顧客情報の編集をロック/解除します
🏁 案件完結案件を完了状態にします
❌ 失注案件を失注として記録します
🗑 リセットチェック項目のみをリセットします(顧客情報は保持)

② 顧客情報エリア

案件の基本情報(法人名、代表者名、郵便番号、住所、案件番号、工事名、着工日、完工日、担当者、契約金額、メール、電話番号など)を入力・表示するエリアです。

顧客情報エリア
💡 郵便番号を入力すると、住所が自動的に入力されます(郵便番号→住所自動変換機能)

③ フェーズタブ

案件の進捗を7つのフェーズで管理します。タブをクリックすると、そのフェーズのチェックシートが表示されます。

フェーズタブ
タブ内容進捗表示
PHASE 0商談・見積もり0/22(完了数/全項目数)
PHASE 1成約受注4/4
PHASE 2発注・資材準備6/6
PHASE 3着工前2/4
PHASE 4着工(パイプ/鉄骨)0/15
PHASE 5完工検査0/3
PHASE 6引き渡し0/4
ALL全体進捗+ガントチャート33%
請求書請求書の発行・管理0件

2-2. 新規案件の作成

新しい案件を作成するには、ヘッダーの「+新規案件」ボタンをクリックします。

1 「+新規案件」ボタンをクリック
2 新規案件モーダルが表示されます
新規案件モーダル
3 各項目を入力します
項目説明必須
法人名顧客の会社名または個人名
代表者名代表者のお名前
郵便番号7桁の郵便番号(住所が自動入力されます)
現場住所工事現場の住所
工事名称工事の名称(例:パイプハウス新設工事)
建物種別パイプハウスまたは鉄骨ハウス
ニーズ新設/建替え/修繕/増築 など
初回接触方法紹介/HP/電話 など
主要作物栽培している作物
電話番号連絡先電話番号
メール連絡先メールアドレス
4 「作成」ボタンをクリックして案件を作成します
💡 案件番号は自動的に採番されます。見込み案件は「L-XXXX」、成約案件は「A-YYYY-NNN」の形式です。

2-3. 案件データの読み込み

過去に保存した案件データをGoogle Driveから読み込むことができます。

1 ヘッダーの「🟢 Drive読込」ボタンをクリック
2 読み込みモーダルが表示されます

「進捗案件」タブ

Driveに保存されている進行中の案件データ(JSONファイル)が一覧表示されます。案件をタップすると読み込まれます。

Drive読込(進捗案件)

「顧客マスタ」タブ

顧客マスタ(全顧客リスト)から検索して、顧客情報を工程表に自動入力できます。

Drive読込(顧客マスタ)
3 検索バーに顧客番号(C-0001)や取引先名を入力して絞り込みできます
4 顧客をタップすると、法人名・代表者名・電話番号・メールなどが自動入力されます

2-4. 顧客情報の入力・編集

顧客情報エリアの各フィールドに直接入力できます。

顧客情報

ロック機能

誤操作で顧客情報を変更してしまうのを防ぐため、「🔒 ロック中」ボタンで入力フィールドをロックできます。

建物種別の選択

「パイプ」または「鉄骨」ボタンをクリックすると、Phase 4(着工)のチェック項目が自動的に切り替わります。

⚠️ 建物種別を変更すると、Phase 4のチェック項目がリセットされます。着工フェーズに入ってからの変更は注意してください。

2-5. フェーズごとのチェックシート

各フェーズのタブをクリックすると、そのフェーズで必要な作業のチェックリストが表示されます。

チェック項目の使い方

各チェック項目には以下の要素があります:

Phase 0:商談・見積もり(案件化〜成約前)

初回コンタクトから見積もり提出までの22項目のチェックリストです。

Phase 0
Phase 0 チェック項目

Phase 1:成約受注

契約書の作成・署名、社内会議、メーカー確認の4項目です。

Phase 1
Phase 1 チェック項目

Phase 2:発注・資材準備

発注書の作成、ステータス確認、資材準備、輸送段取り、納品・検品の6項目です。

Phase 2

Phase 3:着工前

着工前の注意事項説明、着工前会議、重機手配、簡易トイレ手配の4項目です。

Phase 3

Phase 4:着工

建物種別によってチェック項目が自動的に切り替わります。

パイプハウスの場合:基礎工事→フレーム工事→被覆・設備工事の15項目

Phase 4
Phase 4 チェック項目

Phase 5:完工検査

完了・完工確認、社内検査・施主立会、手直し対応の3項目です。

Phase 5

Phase 6:引き渡し

産廃回収、最終チェック、完工確認書、ご紹介依頼の4項目です。

Phase 6

2-6. ガントチャート(ALLタブ)

「ALL」タブをクリックすると、全フェーズの進捗をガントチャートで確認できます。

ガントチャート
💡 各フェーズの「予定期間」は、フェーズ画面の上部で開始日・終了日を設定できます。

2-7. 請求書の発行・管理

「請求書」タブから、この案件に関する請求書を発行・管理できます。

請求書タブ
請求書タブを開く
「新規発行」ボタン
明細を入力
PDF出力

2-8. データの保存

案件データの保存方法は3つあります。

① Google Drive保存(推奨)

Drive保存」ボタンをクリックすると、確認モーダルが表示されます。

Drive保存モーダル
1 「Drive保存」ボタンをクリック
2 ファイル名を確認して「保存実行」をクリック
💡 Drive保存すると、顧客マスタ(スプレッドシート)にも自動的に顧客情報が反映されます。

② 自動保存

データはブラウザのlocalStorageに自動保存されます(500ミリ秒ごと)。同じブラウザで開けばデータが復元されます。

③ ローカル保存

JSONファイルとしてPCにダウンロードできます。バックアップ用にお使いください。

2-9. その他の機能

📷 写真撮影

ヘッダーの「写真」ボタンから、カメラで写真を撮影して案件に添付できます。スマートフォンのカメラが起動します。

🎤 音声メモ

ヘッダーの「音声メモ」ボタンから、音声でメモを録音できます。録音した音声はテキストに変換されて保存されます。

📷 名刺OCR

名刺を撮影すると、OCR(文字認識)で会社名・電話番号・メールアドレスなどが自動入力されます。

🏁 案件完結

工事が完了し、全ての手続きが終わったら「案件完結」ボタンをクリックします。案件番号がA-XXXX→C-XXXXに変わり、完了済みとして記録されます。

❌ 失注

商談が成立しなかった場合、「失注」ボタンをクリックします。失注理由を入力して記録できます。

🗑 リセット

チェック項目・日付・メモのみをリセットします。顧客情報は保持されます。

⚠️ リセットは取り消しできません。実行前に確認モーダルが表示されますので、内容を確認してください。

第3章:日繰り表

日繰り表は、会社の日々の入出金を管理し、資金繰りを計画するためのツールです。

3-1. 画面の構成

日繰り表を開くと、以下のような画面が表示されます。

日繰り表 全体

ヘッダーバー

日繰り表ヘッダー
ボタン機能
← ダッシュボード財務ダッシュボードに移動
元データGoogleスプレッドシートを開く
編集モードGoogleログインして編集モードに切り替え
Drive接続済Worker API接続状態
閲覧に戻る閲覧モードに戻る(編集ロック)
+行を追加新しい入出金行を追加
📥 請求書取込紙の請求書をカメラ/ファイルでOCR取込
📧 メール取込Gmailから請求書メールを自動取込
更新データを再読み込み

月タブ

4月〜12月のタブが表示されます。タブをクリックするとその月のデータが表示されます。

3-2. 実残高の入力

通帳を確認した後、実際の残高を入力して日繰り表の数字を補正できます。

1 「本日の実残高」欄に通帳の残高を入力
2 「シートに反映」ボタンをクリック

今日の行の残高が上書きされ、以降の残高が自動的に再計算されます。

3-3. 三洋 債務・返済サマリー

三洋設備への債務情報と返済スケジュールが表示されます。

三洋サマリー
項目説明
買掛残高(元金)三洋への未返済の元金残高
仕入れ分残高仕入れ分の未返済残高
合計残債元金+仕入れ分の合計
当月支払予定今月の返済予定額(金利+仕入れ分)
日繰り表計上済日繰り表に計上済みの金額
⚠️ 「未計上」と表示されている場合は、「三洋返済行を自動追加」ボタンをクリックして日繰り表に反映してください。

3-4. KPIカード

当月の資金状況を6つのカードで表示します。

KPIカード
カード説明
今日の残高本日時点の残高
月末残高(予測)月末時点の予測残高
ショートする日残高がマイナスになる日数(0日=安全)
最大不足額残高が最もマイナスになる金額
利益留保必要額(25%)月間入金額の25%を利益として確保する金額
留保後・実質残高月末残高から利益留保を引いた実質残高

3-5. 日別残高グラフ

当月の日別残高を棒グラフで表示します。

日別残高グラフ
💡 バーをクリックすると、その日の行にジャンプします。

3-6. 入出金テーブル

日付順に入出金の明細が表示されます。

入出金テーブル(上部)
入出金テーブル(下部)
説明
日付入出金の日付
曜日
主な内容取引先名や内容
入金入金額(緑色)
出金出金額(赤色)
残高その時点の残高
ステータス通常/固定費/要注意 など

編集モードでは、各セルをクリックして直接編集できます。行の右端の「×」ボタンで行を削除できます。

3-7. 行の追加

+行を追加」ボタンをクリックすると、新しい入出金行を追加できます。

行を追加モーダル
1 日付を入力
2 内容(取引先名など)を入力
3 入金額または出金額を入力
4 ステータス・支払区分・備考を必要に応じて入力
5 「追加」ボタンをクリック
💡 追加した行は日付順に自動的に並び替えられ、残高も自動計算されます。

3-8. 請求書OCR取込

仕入先から届いた紙の請求書を、カメラ撮影またはファイル選択でOCR(文字認識)し、金額・日付・会社名を自動で読み取って日繰り表に追加できます。

請求書OCR取込
📥 請求書取込をクリック
カメラ撮影 or ファイル選択
OCR自動読み取り
内容確認・修正→追加

3-9. メール取込(新機能)

Gmailに届いた請求書メールの添付ファイルを自動でOCR取込できます。

メール取込
1 「📧 メール取込」ボタンをクリック
2 検索クエリを入力(デフォルト:添付ファイル付きの請求書メール)
3 「🔍 検索」ボタンをクリック
4 表示されたメール一覧から取込したいメールをタップ
5 添付ファイルが自動でOCR処理され、金額・日付・会社名が抽出されます
6 内容を確認・修正して「日繰り表に追加」をクリック
⚠️ メール取込にはGoogleログインが必要です。初回利用時にGoogleアカウントの認証が求められます。
💡 一度取込したメールは「取込済」と表示され、二重取込を防止します。

3月の表示例

月タブで3月をクリックすると、3月のデータが表示されます。

3月表示例

第4章:財務ダッシュボード

財務ダッシュボードは、工程管理表の請求書データと日繰り表のデータを統合して、会社の財務状況を一覧表示するツールです。

財務ダッシュボード

KPIカード

カードデータ元説明
売上合計工程管理表の請求書発行済み請求書の合計金額
入金済み工程管理表の請求書入金確認済みの金額(回収率付き)
未入金工程管理表の請求書まだ入金されていない金額
当月残高日繰り表日繰り表の当月末残高

月別入出金チャート

1月〜12月の入金(緑)と出金(赤)を棒グラフで比較できます。日繰り表のデータから自動生成されます。

請求書一覧 / 直近の入出金

財務ダッシュボード下部

画面下部には、請求書の一覧と直近の入出金テーブルが表示されます。

💡 財務ダッシュボードは閲覧専用です。データの編集は工程管理表や日繰り表で行ってください。

第5章:よくある質問(FAQ)

Q. ログインは必要ですか?

基本的にログインは不要です。サイトを開けばすぐに使えます。ただし、以下の機能ではGoogleログインが必要です:

Q. データはどこに保存されますか?

Google Drive(kyasou.kanri@gmail.comアカウント)の「案件管理」フォルダに保存されます。ブラウザのlocalStorageにも自動バックアップされます。

Q. スマートフォンやiPadから使えますか?

はい。全ツールがレスポンシブ対応しており、スマートフォン・iPad・PCのどれからでも利用できます。

Q. 請求書はPDFで出力できますか?

はい。請求書を発行した後、ブラウザの「印刷」機能(Ctrl+P / Cmd+P)でPDFとして保存できます。

Q. 音声メモはどのブラウザで使えますか?

Chrome、Safari、Edgeなど、Web Speech APIに対応したブラウザで使用できます。Firefox では動作しない場合があります。

Q. データが消えてしまった場合は?

Google Driveに保存されているデータは、「Drive読込」で復元できます。localStorageのデータはブラウザのキャッシュを消すと失われますので、定期的にDrive保存をしてください。

Q. 複数人で同時に使えますか?

同じ案件を同時に編集すると、後から保存した方のデータで上書きされます。同じ案件の編集は1人ずつ行ってください。

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